日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」がやばい?格安SIMの最適解になりうる可能性が!?

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格安SIM界の金字塔、日本通信SIMという格安SIMはご存じでしょうか?

日本通信SIMは次のような企業理念のもと運営されています。

携帯キャリア業界の収益性の高い料金の源は、使い切れないほどのデータ量や通話時間を契約してもらったり、逆にデータ量や通話時間が足りなくなり、高額な超過料金をお支払いいただくケースから成り立っていると世界中で言われています。

これを俗に”breakage(ブレケッジ)”と呼びます。
ブレケッジはお客様が、無駄あるいは割高な料金を支払っていることを意味しています。

当社はこのブレケッジの問題に取り組み、お客様にとって合理的な携帯料金プランの提供を目指しています。

引用元:日本通信SIM公式HP

ユーザーにとって合理的なプランを提供しており、非常に評価の高い格安SIMのうちの一つです。

2023年4月28日より、日本通信SIMの中容量プランである「合理的にみんなのプラン」が神アップデートされました!

もともと合理的な料金設定なのに、さらに安くなったということで注目している人もいるのではないでしょうか?

本記事では、

日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」の評判ってどうなの?

といった疑問にお答えしていきます。

先に結論をお伝えしておくと、

日本通信SIMは長くお付き合いしていけそうな良格安SIMです!

目次

日本通信SIMとは

そもそも、日本通信SIMは日本通信株式会社が運営している格安SIMサービスです。

広告やキャンペーンを大体的に行うことがほとんどない格安SIMなので、

あまり聞いたことない携帯会社だな?

と思った方もいるのではないでしょうか?

しかし、日本通信株式会社は1996年から格安SIMをスタートした、MVNO事業者の先駆者ともいえる存在です!

「THE 合理的」というコンセプトで、ユーザーのニーズに合わせたプランを展開しています。

「合理的290プラン」1GB290円という価格破壊とも言える金額設定のプランが人気です。

かけ放題こそ付きませんが、通話料が通常の半額の30秒11円というのも嬉しいですね!

低容量ユーザーには最適解になり可能性を秘めたプランと言えます。

楽天モバイルが1GB未満0円のプランを廃止したことを受けて、乗り換えを検討した方も多かったようです。

ただ今回紹介するのは「合理的290プラン」ではなく、もう一つ上のプラン「合理的みんなのプラン」です。

今回とんでもないアップデートが行われましたので、次で見ていきましょう!

新「合理的みんなのプラン」の神アップデート

驚くべき変更内容は、実際に日本通信から私のもとに届いたメールをもとにご紹介します。

メール一部引用

まず特筆すべきは、プラン料金そのままでデータ容量が6GBから10GBに増量されたことです。

これがいかにすごいことか、次の表で確認しましょう。

データ容量6GB料金データ容量10GB料金金額差
日本通信SIM1,390円1,390円0円
OCNモバイル1,320円1,760円440円
mineo1,518円(5GB)1,958円440円
NUROモバイル990円(5GB)1,485円495円
イオンモバイル1,298円(5GB)1,848円550円
IIJmio990円(5GB)1,500円510円

5GBプランが多く、若干見づらい表になってしまいましたが、毎月400円以上はお得と言えそうですね。

「月々の通信料を少しでも抑えたい!」という格安SIMユーザーなら、決して見過ごすことのできない金額ではないでしょうか?

さらに嬉しかったのが、

かけ放題プランが「70分無料」or「5分かけ放題」を選べるようになった

点です。

個人的な意見ではありますが、ちょこちょこ電話することって結構多くないですか?

歯医者の予約だったり、市役所に電話したり・・・・

私が「合理的みんなのプラン」を契約した当初は70分無料通話しかなかったのですが、毎月ちょっとずつ70分をオーバーしていました。

「今月合計何分通話したか?」を日本通信アプリの標準機能で確認する術がないのも原因の一つでした。

5分かけ放題が選択できるようになり、速攻で変更しました!

「データ追加料金の値下げ」と、「かけ放題1,600円」はライトユーザーの私にはあまり関係が無かったですが、企業努力を感じるには十分なアップデートと言えるのはないでしょうか。

何故値下げができたのか?

ここで気になるのが、

何故ここまでの値下げができたのか?

ということですよね?

その理由は、「キャリアに支払う接続料が下がったから」なんです。

そもそも、MVNO業者は大手キャリアから回線を借りて格安SIMを運営しているわけですが、「借りている」わけですから賃料を払う必要があります。

この賃料回線の賃料が「接続料」です。

「合理的みんなのプラン」を提供し始めた2021年から比較して、2023年現在の接続料は約55%にまで減少しているというデータもあるようです。

一方、通話料金プランの変更ができたのは、日本通信が卸料金の値下げを勝ち取ったことが背景にあるようです。

日本通信は過去に何度も、回線の貸元であるドコモに音声卸料金の値下げ交渉を行ってきました

その努力の甲斐あって、日本通史は音声通話をドコモから安く仕入れることができるようになりました。

コスト削減をすること自体はどこの企業を絶えず行っていることではあるかと思いますが、

しっかりユーザーに還元する

という姿勢はもっと評価されて良いのではないでしょうか。

新「合理的みんなのプラン」の評判

新「合理的みんなのプラン」が始まってからの評判はどのようになっているのでしょうか。

日本通信全体の評判がメインではありますが、ご紹介していきます。

速度に関する口コミ

やはり一番気になるのは通信速度ですよね。

Twitter上では次のような賛否両論の意見がありました。

「通信速度が問題ない」という意見もあれば、「遅くて使いづらい!」という意見もあるようですね。

どの格安SIMでもそうですが、スマホは利用する時間帯や地域などによっても全く繋がりやすさが変わってきます。

「遅い」という意見が多数派であっても、「自分の家では快適だった」なんてこともザラにありますので、口コミはあくまで参考程度に留めておく方が良いかと思います。

日本通信の公式サイトでは、通信速度に関して次のような記載がありました。

本サービスはドコモのネットワーク(LTE+3G)を利用しています。通信速度自体は、お客様の利用場所・時間・環境によって異なるため、当社サービスが、ドコモより速い場合もあれば、遅いときもあります。本サービスは、ビデオ会議や動画を視聴する等のサービスを、常に快適にご利用いただけることを目標にしています。

引用元:日本通信SIM公式HP

「速い時もあれば、遅い時もある」というのは格安SIMを使う上で必要な心構えだと認識しておきましょう。

日本通信SIMはPing値が大きい点には注意

日本通信SIMは他の格安SIMと比べて「Ping値」が大きい傾向にある点には注意が必要です。

Ping値とは、インターネットの返答速度のことで、値が小さいほど操作をしてからの反応速度が速いことを意味する用語です。
Ping値が低いと手元の操作と画面の反応にタイムラグが発生してしまうため、オンラインゲームをプレイする際に重要視される指標となります。

Ping値は30~50msくらいが一般的で、比較的快適に使える速度と言われています。

一方で日本通信SIMは60~70ms前後というデータが多いようです。

そのため、日本通信SIMは「体感的に遅い」と感じやすくなる可能性がある点を覚えておきましょう。

料金に関する口コミ

実際に利用しているユーザーからは、コスパの良さから高評価が多かったです。

日本通信SIMでは「キャッシュバック」や「半年間割引」、「機種代割引」などのキャンペーンがほとんどないため、低価格を実現できています。

一方、他の格安SIMでは、新規申し込みを募るためにキャンペーンを多く実施し、実は毎月の料金に上乗せされているのが現実のようです。

ユーザー目線としては、キャンペーンが無い方が「合理的」と言えるかもしれませんね。

通話に関して

通話に関しても良い評判の方が多いようです。

日本通信SIMは、次の2点が優れています。

  • 「VoLTE」という高品質通話回線を使える
  • 専用アプリではなく、スマホの標準通話アプリで通話できる

また、通話料金30秒22円が業界標準となっているところ、日本通信SIMは30秒11円となるのも嬉しいポイントです。

サービス・サポートに関する口コミ

ネット上で契約するのであれば、サポート体制は大事ですよね。

サポートに関しては、速度と同じく賛否両論のようです。

私個人の意見ではありますが、サポート体制は対応するスタッフ次第なところが大きいと思ってます。

「その分、格安なんだな」

と広い心でいる方が平穏な日々を送れるのではないでしょうか。

新「合理的みんなのプラン」の注意点

総合的に見ておすすめな格安SIMであることは間違いないのですが、いくつか注意する点もあります。

同じく日本通信SIMのプラン全体に当てはまる内容ですが、確認しておきましょう。

  • データの繰り越しができない
  • 時間帯で通信速度が遅くなる
  • キャンペーンが無い
  • アプリやマイページで通話時間が確認できない
  • 機種の販売はない

順番に見ていきます。

①データの繰り越しができない

日本通信SIMでは余ったデータを翌月に繰り越すことができません

データ追加料金が格安であることから、余ったデータ量がもったいないと感じる方は一つ下のプランを選択するのもありです。

②時間帯で通信速度が遅くなる

これはもはや格安SIMのみならず、どの携帯会社も同様の注意点と言えるかもしれませんね。

お昼時、夕方6時~10時までの時間帯は、通信速度が低下することがあります。

ただ、混み合う時間帯にWi-Fiを使える環境にあるユーザーであれば、特に気にならないかもしれません。

③キャンペーンがない

既に何度かお伝えしていますが、日本通信SIMにはキャンペーンらしいキャンペーンがありません。

公式HPにも以下のように記述がありました。

月額料金を大幅に節約できるというコンセプトのもとサービスを提供しておりますので、各種キャッシュバックはございません。かわりに、合理的な月額料金でサービスを提供しています。

引用元:日本通信SIM公式HP

④アプリやマイページで通話時間が確認できない

アプリやマイページを使って通話時間が確認できない点も注意が必要です。

どういうことかと言うと、「合理的みんなのプラン」では70分通話無料を選ぶことができますが、「今月何分通話したのか」を正確に知る方法がありません。

androidスマホであればアプリを使って確認できるとの情報もありますが、iPhoneは実用レベルでは無いと言っても良いレベルです。

⑤機種の販売はない

日本通信ではスマホ本体の販売はしていません。

あくまで、「月額料金を大幅に節約」するのをコンセプトにしているので、今後もスマホの販売をする可能性は低いようです。

日本通信SIMをMNP(乗り換え)で契約する際には、SIMロック解除が必要な場合がありますので、予め確認をおすすめします。

SIMロック解除の方法を知りたい方はこちらの記事をご参考ください。

参考記事:SIMロックの解除ってどうやるの?解除方法の基本を教えます!

まとめ

結論

料金重視のユーザーにとって「合理的みんなのプラン」は最適解になりうる。

純粋に月額料金を安くしたいユーザーであれば、最適解になりうる可能性を秘めた格安SIMだと考えます。

一方で、通信速度やサポートなどの面で不安要素がないわけではありません。

トータルで見たコストパフォーマンスの高い格安SIMをお探しの方はこちらの記事をご参考ください。

参考記事:【格安SIMの専門家が選ぶ】2023年おススメの格安SIM5選!!快適な通信と料金を求めて

自分にぴったりの格安SIMを見つけていきましょう!

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