SIMフリー端末って何がいいの?メリットや注意点を徹底解説!

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SIMフリー端末とは、特定の携帯電話キャリアに縛られずに使えるスマートフォンのことです。

従来のスマートフォンは、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルの4大キャリア向けに製造され、それぞれのキャリアのSIMしか利用できないSIMロックという、利用制限がかかっている状態でした。

別のキャリアに乗り換えたいときや、キャリアから格安SIMに乗り換えたいときは基本的にSIMロックを解除する必要があります。

この記事では、SIMフリー端末とSIMロックについて詳しく解説します。

この記事でわかること
  • SIMフリー端末の定義
  • SIMフリー端末のメリット
  • SIMロックを解除した端末の注意点
  • SIMフリー端末の購入方法
目次

はじめに

まずは「SIMフリー端末」と「SIMロック」の違いについて理解しておきましょう。これらの用語は、SIMカードとスマートフォンを利用する際に非常に重要な概念です。

SIMフリー端末とは?

SIMフリー端末とは、特定の通信キャリアにロックされておらず、どのキャリアのSIMカードでも自由に挿入して利用できるスマートフォンやタブレットのことを指します。この自由度の高さは、ユーザーに多くの利便性を提供します。

キャリアの選択が自由

SIMフリー端末を持つことで、ユーザーは通信プランやサービスが自分に最適なキャリアを自由に選ぶことができます。例えば、海外旅行に行く際に現地のSIMカードを購入して利用することで、ローミング料金を大幅に節約することができます。

格安SIMも使える!

SIMフリー端末であれば、4大キャリアに比べて利用料金が安く、プランが豊富な格安SIMも使うことができます。
契約期間の縛りがなく自由に解約ができるので、気軽に好きなサービスを選ぶことができます。

SIMロックがかかっていると

SIMロックがかかっている場合は、特定のキャリアの回線しか使用できません。

つまり、一度特定のキャリアに縛られてしまうと、乗り換え先を自由に選べなくなります。
他社のSIMカードでは機能がロックされてしまうため、格安SIMを使いたい場合も特定のキャリアの回線しか使えません。

従来、SIMロックを解除するためには所定の手続きが必要でしたが、2021年10月以降は全てのキャリアで新たに販売される端末はSIMフリーの状態で販売することが義務付けられました。
現在購できる端末は全てSIMフリーですが、2021年10月以前に購入した端末や中古端末においては、SIMロックがかかっている可能性があるため注意が必要です。

また、SIMロックがかかっていると、渡航先現地のプリペイドSIMカードに切り替えられません。そのため、高額な通信料金がかかってしまうことにつながります。

SIMフリー端末のメリット

SIMフリー端末の利用には多くのメリットがあります。ここでは、自由な選択肢、国内外での利用、キャリアへの依存からの解放という3つの主要なポイントについて詳しく説明します。

自由な選択肢

SIMフリー端末を使用する最大のメリットは、通信キャリアの選択肢が広がることです。

SIMフリー端末なら、自分のニーズに最も合った通信キャリアを自由に選べます。料金プラン、通信速度、サービス内容などを比較し、最もコストパフォーマンスの高いプランを選ぶことができます。

一度選んだキャリアに満足できなかった場合でも、簡単に他のキャリアに切り替えることができます。
格安SIMなどを試してみたい場合もにも、気楽に乗り換えることができます。

国内外で利用可能

SIMフリー端末のもう一つの大きなメリットは、海外での通信料金を抑えることができる点です。

海外旅行や出張時には、現地のSIMカードを挿入するだけで通信サービスを利用することができます。これにより、国際ローミング料金を避け、現地のリーズナブルな料金プランを利用することができます。

複数の国を訪れる場合でも、それぞれの国で最適な通信サービスを選ぶことができるため、出張や長期滞在に非常に便利です。

特に長期滞在者や海外移住者にとっては、現地の通信プランを利用することで、現地での生活コストを大幅に削減することができます。

以上のように、SIMフリー端末のメリットは多岐にわたります。自由なキャリア選択、海外での利用、縛りにとらわれず気楽に通信プランを選ぶことが可能になるため、多くのユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となります。

「SIMロックを解除した端末」の注意点

SIMロックを解除した端末は、特定のキャリア以外の回線を使えるようになります。

ただし、Androidの場合は、SIMロックを解除しても、対応できる周波数帯が販売元キャリアが提供する通信網に限定される「周波数ロック」という制約を受けます。

そのため、SIMロックが禁止された現在においても、利用できる回線の制約を受けることになります。

なお周波数ロックについては、SIMロックとは異なり規制はありませんが、近年になって、XperiaやAQUOS、Galaxyは周波数ロックが緩和されている傾向にあります。

SIMフリー端末の購入方法

SIMフリー端末の購入方法はさまざまで、オンラインショップや実店舗、中古市場などが選択肢として挙げられます。以下では、それぞれの購入方法について詳しく説明します。

オンラインショップ

SIMフリー端末は、さまざまなオンラインショップで購入することができます。

通信キャリアのウェブサイト

多くの通信キャリアが自社のウェブサイトやオンラインショップでSIMフリー端末を販売しています。これにより、ユーザーは手軽に最新のSIMフリー端末を購入することができます。

大手通販サイト

Amazonや楽天市場などの大手通販サイトでも、多くのSIMフリー端末が取り扱われています。これらのサイトでは、幅広い価格帯や機種から選ぶことができ、ユーザーレビューを参考にすることも可能です。

実店舗での購入

実店舗でのSIMフリー端末の購入は、実際に端末を手に取って確認できるため、多くのユーザーにとって安心感があります。

家電量販店や家電専門店

ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店では、多くのSIMフリー端末が展示されており、実際に手に取って操作感を確かめることができます。また、店頭スタッフから直接アドバイスを受けることもでき、初心者にもおすすめです。

通信キャリアの直営店

一部の通信キャリアの直営店でもSIMフリー端末を取り扱っており、キャリアのサポートを受けながら購入することができます。特に初めてのSIMフリー端末購入を検討している方にとっては、直営店のサポートが心強いでしょう。

実店舗で購入すると、購入後のサポートやアフターサービスも受けやすいです。例えば、故障時の修理や端末の設定サポートなど、直接店舗で対応してもらえるため、安心して利用できます。

中古市場での購入

SIMフリー端末は、中古市場で購入することも可能です。中古端末は、新品に比べてコストを抑えられる一方で、購入時にはいくつかの注意点があります。

端末の状態確認

中古端末を購入する際には、画面のキズや割れ、バッテリーの劣化など、端末の状態を十分に確認することが重要です。多くの中古ショップでは、端末の状態をランク付けしているため、これを参考に選ぶと良いでしょう。

動作確認

購入前に端末が正常に動作するか確認することも大切です。特に、SIMカードを挿入して通信が正常に行えるか、Wi-FiやBluetoothが機能するかなどをチェックしましょう。

IMEIブロックの確認

中古端末を購入する際には、IMEIブロックされていないかどうかを確認する必要があります。IMEIブロックされた端末は、盗難や不正利用の疑いがあるため、通信事業者によって利用が制限される可能性があります。

付属品と保証の有無

中古端末には、充電器やケーブルなどの付属品が欠けている場合があります。購入時には、付属品が揃っているか、また保証が付いているかを確認することが重要です。

これらのポイントを踏まえた上で、中古市場でのSIMフリー端末の購入を検討すると、コストを抑えながらも満足のいく端末を手に入れることができます。

まとめ

SIMフリー端末のメリットやSIMロック解除端末のデメリット、購入方法について詳しく解説しました。SIMフリー端末は、キャリアに縛られることなく自由な通信環境を構築するための有力な選択肢です。端末を購入する際には、使用できる回線について十分に理解し、自分のニーズに合った端末を選ぶことが大切です。適切な選択を行うことで、快適なモバイルライフを送ることができるでしょう。

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